スポーツは人生を変える

私は小学一年の頃から野球をしている。私にとって「野球」とは自分自身の本性が出る素晴らしいものだと思っている。理由はいくつかある。

1つ目はどんな時でも壁があるということ。スポーツはどの競技においても勝敗がつく。相手より一点でも多かった方が勝ち。ということは相手より強くなければいけない。どんな相手が来ようがそれに対抗できるように日々レベルアップしていかなければいけない。しかしその先に立ちはだかる壁がある。ずっと成長し続けることは不可能だ。しかし、壁があるからこそ越えた先に見えるものがあり、越えた者にしか味わえないものがある。沢山ぶつかって沢山乗り越えることで強くなれるのだと思う。

 2つ目は人間的に成長できることだ。野球はチームの人数も多く、人との関わりが多くなり、練習や試合は時間が長いからだ。人間は面倒な時、辛い時に本性が出る。その本性が周りに良い影響を与えるのか、悪い影響を与えるのか、それはもちろん良い影響を与えられる人間の方が絶対良い。それが時には周りを助けることにもなるし、逆に助けられることもある。人間的に成長するのはこれから生きていくにも必ず取り組んでおいた方がいいし、私は野球により成長することが出来た。

 スポーツは達成感もあり、人間関係もたくさんの人と関われて素晴らしいものである。時には辛くて逃げたくなる時もあるが負けずに何度も自分自身に打ち勝つことでどこまでも成長できる自分がいるのではないかと思う。